もくもくあぽにっき

もくもく作業してもくもく日記を書く。たまに成果物出す(たぶん、きっと)

MWSCup2018に参加した話

MWSCup2018 とは

研究用データセットを使ってマルウェア解析技術を競う大会。

Sandboxが溜め込んだログの動的解析やバイナリの静的解析のほか、研究コミュニティに広く還元できるような成果物を事前に作成しよう!なんてのも含んでて結構幅広い。面白いけど難易度と敷居が高い気がする。

https://www.iwsec.org/mws/mwscup.html

開催期間・場所

2018/10/22 (月) ホテルメトロポリタン長野

CSS2018 (10/22~/25) と併設。大会は1日で終わるのであとは普通に学会参加できる。ついでに論文も出そう。

www.iwsec.org

参加チーム

今年は16チーム参加していた。

高専からも1チーム出てた。僕は色々あって別チームだったけど。完全に裏切り

実は去年もこの大会には参加させていただいたのだけれども、1チーム定員6人のところ、学内募集で2人しか集まらかったので惨敗した。まぁそれ言い訳にはできないくらいなにも出来なかったのは内緒。

そんなだったので「今年も人集まらんやろ〜」くらいのノリでオファーを受け、某大学の方々と参加登録。直後弊高専でも頑張って5人集めたとの報告。身内で固めても面白かっただろうな。てか集まるなら去年も集まっとけ

内容

多分細かい内容に関しては書けないと思われるのでひとまず書かないでおこう。

そもそもコミュニティ内の人にだけ共有されているデータセット使ってやる大会ってのもあって、「大会終了後は速やかに問題データを各自の端末から削除してください」とのお達しが回るほどだったので、少なくともポストミーティングを待つべきかな。

結果

13位。ひとまずビリじゃなくて安心したけどまぁなんとも言えない感じ。事前課題は予想はしてたけど最下位だった。MWSってSlackがにぎやかなんだけど、そこでプレゼン終わった直後に「それGoogle Chromeでよくないか?」と厳しめのツッコミが入ってたのを見て首を全力で縦に振った。

だって「ログ収集」が目的なのにグラフでCPU使用率の可視化をして肝心の「ログの出力」がされてなくて、おまけ程度にボタンをポチッとすると予め登録したリストに沿ってクローリングする、っていう謎アイテムだったからね。仕方ないね。

ほしい?

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どこかのgithubリポジトリに転がってるのでちゃんとログ出力するようにだけしていずれ共有されるのかもしれないしされないかもしれない。モチベは低い。